ほくろ除去を始める前に原因について

ほくろ除去を始める前に、ほくろが出来る原因について調べてみました。 ほくろの原因は母斑細胞と呼ばれるメラニン色素を産出する細胞が、皮膚の深い所に多数集まる事によっておこります。ほくろは「黒子」と呼び、医学的には「色素性母斑」といいます。 生まれたばかりの赤ちゃんにはほくろはありませんので、大人のようにほくろ除去の必要性はないでしょう。 ほくろの出来やすさは、体質が関与している場合があります。 皮膚癌との区別が重要で、できている箇所によっては、ほくろ除去をしなくてはならない場合があります。手や腕、足、お腹や背中、顔など、人によってほくろ除去する箇所は異なるようです。 最近はほくろ除去をして気になる箇所の悩みを解消しているひとが増えているようです。 ほくろ除去の必要性は、単に気になる箇所だからでは、すまされない問題が潜んでいる場合もあります。 紫外線などによってメラノサイトが刺激されメラニンが多量に作られた結果、皮膚(ほくろ)に異常をおこし、メラノーマ(癌)が見つかることもあります。よって、ほくろ除去で皮膚の回復をはかる場合もあります。

とても簡単な手術です

切除縫合法でのほくろ除去は一般的な外科手術の方法としてはとても簡単な手術です。 この切除法合法でのほくろ除去は直径6mmを超える大きなほくろに適しております。経験豊富な医師のもと施術をうければレーザーメスでのほくろ除去よりも綺麗な仕上がりが期待できます。 少し大きめなほくろの除去を望まれる方に適した施術方法です。 切除法合法でのほくろ除去は、局所麻酔をし、メスでほくろとほくろの周りを除去します。 ほくろ除去をした後に、手術用の糸で真皮の縫合と表面の縫合をします。その後一週間後には抜糸となります。 ほくろ除去後の痛みですが2〜3日は続くようです。切除法合法でのほくろ除去の場合、抜糸は約一週間後になります。 抜糸までの経過はほくろ除去をした箇所によって変わることがあります。病院やクリニックによっては、ほくろ除去後に傷跡の消毒のために毎日の通院消毒をする必要があります。 切除法合法でのほくろ除去では傷跡が残ることがあります。縫合した跡の直線が顔や手足のシワの方向に一致させるようにすれば目立たない綺麗な傷跡になります。

ほくろ除去の際「病理検査」をうけましょう

ほくろ除去をしようと考えていたほくろが、実は癌であることがあります。 疑いがある場合はほくろ除去後に「病理検査」をうけましょう。「病理検査」とはほくろ除去した物を専門医が顕微鏡を使って検査することです。 ほくろ除去の際には良性か悪性か検査することをお勧めします。 ほくろ除去の際、悪性のほくろがもっとも発生しやすい部位は足の裏です。 では悪性のほくろが発生する比率を部位事にわけてみましょう。1位:足の裏32%2位:胴体12%3位:顔11%4位:腕9%5位:手・足の爪の部分8%6位:膝から下の部分7%7位:手のひら6%となっております。 やはり足の裏をほくろ除去したのちに悪性のほくろであった、というケースがほとんどでしょう。 ほくろ除去の際、悪性のほくろがもっとも発生しやすい年齢ではどういった結果がでるでしょうか? 年代別で比較すると、0〜9歳:0.4%10代:1.2%20代:3.4%30代:8.9%40代:17.1%50代:17.9%60代:23.8%70代以上:31.2%となっております。40代の発生率が高いということはほくろ除去を実際に体験した人々が40代に多いということも一因ではないでしょうか?